目指せほめ上手!長所を引き出し、育てられる人間になろう!>ほめるタイミング・場所・内容

車の運転と同じように、ほめ方は練習すれば必ずうまくなる
ものです。
ただ、残念ながら「ほめ方教習所」というものはなく、
実地でその技術を磨いていく必要があります。
まず、人をほめるときは、
「ほめてもらいたいとき」に
「ほめてもらいたい場所」で
「褒めるべき内容」
をほめると、効果抜群です。

1.タイミング
ほめるときは、タイミングをはずさず、すぐにほめるというのが
原則です。日ごろから部下の様子をつぶさに観察しておき、
その人にとって一番効果的なタイミングでほめるように
しましょう。たとえば、本人が達成感を抱いているとき、
そのときを見逃さずほめるなどです。
2.場所
ほめるときは、原則一対一で。
リラックスできる飲み屋などでさらりと口にするのも手です。
3.ほめるべき内容
人によってほめてもらいたいことや、ほめるべき内容は
違います。たとえば、「君はかわいいね」と言われて
「うれしい」と素直に喜ぶ人もいれば、
「外見でなく中身をほめてほしい」と不満を抱く人もいます。
場合によってはセクハラととられることもあるでしょう。
ほめる内容も人によって変えるべきです。

ほめるときは、過不足なくほめることが大切です。
ほめたりない場合には、相手に伝わらなかったり、
返って不満に思われることがあります。
かといって、オーバーにほめすぎても、おだてととられてしまう
可能性があります。
ほめ方に過不足がでてしまう原因は、照れがあったり、
打算があるケースが多いので、気をつけましょう。
ほめるには、お風呂と同じでちょうどいいお湯加減が必要です。

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