目指せほめ上手!長所を引き出し、育てられる人間になろう!>ほめると叱るを効果的に組み合わせる

人を育てるためには、ほめるだけではなく叱ることも
必要です。部下の仕事ぶりをほめたり叱ったりする
ときには、いろいろなパターンが考えられます。
そこで、どのパターンが一番効果的か見ていきましょう。
<1>まったくほめずに、叱ってばかりいる。
<2>最初はほめるが慣れてきてからはほめない。
むしろあれこれ悪く言う。
<3>最初はしかるが、進歩してきたらほめる。
<4>とにかく最初から最後までほめ続ける。たとえば、
「初めてにしては上出来」とか、「不慣れなのに大したもの」など。
<5>二つほめたら一つ叱るという具合にバランスをとる。

さあ、効果のほうはどうでしょう。
<1>の場合は、叱られてばかりいるので、文句慣れして、
部下は気にもしなくなります。たまに叱って喝を入れるのは
よいですが、叱ってばかりでは逆効果です。
<2>の場合は、努力が報われないことに対して、部下は
反発しはじめます。上司としては、部下が仕事に慣れて
きたところで、要求水準が高くなっているのからかも
しれませんが、「ほめる」ことを継続しましょう。
<3>の場合は、はじめに叱られるので、委縮する部下が
出てきます。ただ、そのあとにほめられたときは、自分の
ことをよくみてくれていると感じて、さらに部下は頑張ります。

<4>の場合は、ほめてばかりいるので、まれに調子にのる
者が出てくることがあります。ただ、ほめるタイミングを
つかむのは難しいので、常時ほめるのも、実践的でしょう。
<5>は、もっとも部下がやる気になるパターンです。
ほめられたあとで叱られたときが、反発もでにくく、
言葉が受け入れられやすい傾向があります。
また、叱ったあとで行動が改善されたときは、
必ずほめて、叱られた者の気持ちをフォローしておきます。

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